2024.08.22
私共、株式会社ワイ・ビー・シーでは、最初に地図システムを提供してから、おかげさまで25年が経過しようとしています。
長きにわたり開発、提供を続けておりますが、これまで地図システムを業務では利用したことがないという方も、決して少なくはないと思われます。
地図システムを利用するということは、既存の情報を地図に載せることになります。その情報の中でこれだけは必要というものが住所です。言うなれば、住所さえあれば地図でその場所を示すことができます。
載せたい情報のリストは、業務システム上で管理されているものではなくても、Excelなどで管理されているものでも大丈夫です。
住所は番地まで正確であればあるほど、地図上では正しい位置に表示されます。
住所によってどのように表示されるか、例として弊社の住所で見てみましょう。
これが、
神奈川県横浜市神奈川区立町6
まででは、
と、隣にずれてしまいます。
さらに、
神奈川県横浜市神奈川区立町
までではどうでしょうか?
だいぶ離れてしまいましたね。
このように、地図上で正しい位置に表示させたい場合は、番地まで正確である必要があります。
繰り返しになりますが、正確な位置に表示させるには、番地まで正確であることが求められます。
とは言いましても、所有されている情報の住所が全て番地まで揃っているという方は、どれほどいらっしゃいますでしょうか?
もし正確な番地までは整っていないという場合でも、分布図のような使い道であれば事は足ります。おおよそどの辺にいるかが分かれば良いという目的であれば、そこまで正確な番地でなくても良いでしょう。
例 取引先を担当別に色分けして地図に表示
しかし、中には「正確な位置を表示してくれないと困る」という業務もあることでしょう。例えば、訪問するお仕事などで地図を利用するには、場所が正確ではない場合に支障が出てしまいます。そういった業務に利用される場合は、お持ちの住所情報を整備する必要があります。
地図システムで情報を表示させるには、そのシステムに備えられているデータ取込機能を使います。
データ取込機能は例えばこのような感じです。表示させるだけであれば非常に簡単です。
下の動画でご覧ください。
目的は様々ではありますが、例えばこのようなことができます。
複数の訪問先への移動時間、訪問先での所要時間から、最適な訪問順を自動算出します。
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半径何キロ以内の顧客数、この地域での活動件数、売上金額等の集計、など。
例 500mメッシュ圏内での件数集計
店舗を周辺の人口に照らし合わせて見る、など。
弊社ではこの考えを利用したサービスとして、クリニック開業時にどれだけの来院患者が見込めるかを分析するMAP-STAR Web診療圏分析を提供しています。
診療圏分析 地図の中心地にクリニックを開業して見込まれる一日の患者数
他にも様々な活用方法があります。
どのような事例があるか、このような業務では利用できるか、などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
私共、株式会社ワイ・ビー・シー はシステム開発会社です。
既存のITサービスの提供に留まらず、オーダーメイドで貴社に合ったシステムを開発することもできます。
既製サービスではしっくり来ないというお声にもお応えします。
記事を書いた人
株式会社ワイ・ビー・シー
営業部 開発チーム
石田