2022.12.23
自社の商品を客先へお届けするのに、配送業者を利用されている会社様も少なからずいらっしゃることでしょう。
しかし、昨今の物流業における「ラストワンマイル問題*」で、配送業者への依頼に苦労されてはいませんか?
など様々な理由があることでしょう。
それならば、配送業者に頼らずとも自前でお届けしてみてはいかがでしょうか?
*ラストワンマイル問題 … 配送の最終拠点から配送先(これをラストワンマイルと呼ぶ)に生じる様々な問題
配送貨物の増加、再配達による効率低下、ドライバー不足、見合わない配送料金、等
「まず配送ルートをどうやって組めば良いのか…」
「行き先の順番を考えるだけでも時間かかるし、そんなことを日々やってもいられない」
というようなことが気になるのではないでしょうか。「どの順番で行くのが良いか?」を考えるのに骨が折れる人は少なくないと思われます。
そこでワイ・ビー・シーの簡単で安価なルート作成ソリューションを紹介します。
ラストワンマイル問題を解消するワイ・ビー・シーのルート作成ソリューションは、他社が展開している高機能・多機能なものと比較すると機能的には部分的に見劣りするものの、それを上回る、ものすごく簡単、かつ低コストで利用できるという特徴があります。
基本機能は大きく2つ、
です。
複数のお届け先となると、どの順番で行くのが早いかをご自身で導き出すには、結構な時間と労力を要すると思われます。
しかし、このルート自動作成機能の操作はとても簡単、
行く順番を考えずに、地図上で行き先を全て選ぶ
以上です。
選んだ順番に関わらず、スタート地点を出発し、選ばれた行き先を全て回って戻って来るのに、行き先をどの順番で回るのが最も早いか、を自動的に算出します。
行き先が10件とすると、処理時間は数秒、かかったとしても10秒程度です。
詳しく見ていきましょう。
1. 地図上で行き先を選びます。
地図上のアイコンをクリックします。
2. ルートが自動的に作成されます。
訪問順は1.で選択した順番ではなく、全ての行き先を回るのに最適な訪問順を自動的に算出します。
各行き先から次への推定移動時間も分かります。車で時速約40キロ想定です。ただし、交通量等の考慮はありません。
どの順番で行くのかはすぐに分かったとしても、
「で、どうやってそこまで行くの?」
「ナビに一回一回打ち込むのは面倒…」
と思われるのも無理はありません。
そこで、実際の訪問に出かけた際には、スマホで皆様もよく使われているGoogleマップ、Yahoo!カーナビ、iOS標準マップに、ワンタッチで連携してナビをしてもらうことができます。
では、詳しく見ていきましょう。
1.最初に行く訪問先を指定してナビアプリを起動します。
↑訪問先を選び「ここへ行く」でナビアプリが起動されます。
アプリはGoogleマップ、Yahoo!カーナビ、iOS標準マップに対応しています。
2. アプリでナビを開始します。
ワンタッチで各アプリが開かれ、さらに現在地から訪問先までのルートがアプリに表示されます。
開かれた各アプリのナビ開始ボタンを押せば、ナビゲーションがスタートします。
アプリに面倒な入力をする必要は一切ありません。
3. 最初の訪問が終わったら次の訪問先を選び、またアプリを起動してナビを開始します。全ての訪問が終わるまでこれを繰り返します。
ナビを別アプリに依頼しているのは、「コストを抑えて開発しているため」です。
ルート作成はWebブラウザで、ナビは既存の外部アプリに連携して行います。ナビ機能もそのままWebブラウザで実装することは、正直とても困難です。
また、ルート作成からナビ機能までを全て備えたアプリは理想的ではありますが、それを開発するのはかなりのコストとなります。
とは言いましても、もしもナビアプリへの連携ができないとなると、ルート作成したWebブラウザの地図とは別に、自分でナビアプリを起動し、ナビアプリ側で再度行き先の住所を手入力して…、あるいは車載のナビに入力して…という手間がかかります。
そこを別途入力することなくワンタッチで連携することで、すぐにナビが開始できる状態となります。実際に使われてみると、この手間の軽減は意外にも大きく実感できるものです。と同時に、今の時代は「ナビまでしてもらえる便利な地図アプリが無料」という恩恵も計り知れません。
先述の通り、他社サービスではより多機能、高機能のものもあります。少々高いお金をかけてでもそのようなものを求める、という方には正直不向きであるかもしれません。
また、これを使ってルートを作成できる訪問先の件数が30件程度までとなっております。一日30件を超える配達をされている方々のお手伝いとなると厳しいかもしれません。
逆に
という方々にはおすすめです。
配送が本業ではないという業種で、簡単に安く使えるものを求められている方々にこそ利用していただきたいと考えております。
事前準備として、行き先を地図に表示できるようにあらかじめ登録しておきます。
●行き先の登録について
お持ちの行き先情報に、番地まで確かな住所があれば、それらを登録して地図に表示させることができます。
番地まで正確ではない住所の場合、地図上でも正確な位置に表示されない可能性があります。
例
名称 株式会社ワイ・ビー・シー
住所 神奈川県横浜市神奈川区立町6-1
これらの情報さえあれば地図に表示させることができます。
ルート作成の手間と労力が軽減され捻出された時間は、他の業務に割くことができるようになることでしょう。もちろん配送業務も然りです。
「ラストワンマイルを制するものが物流を制する」
「物流を制する者が市場を制する」
とも言われています。
市場を制するためのラストワンマイルは、ご自身で掴んでみませんか!
機能紹介
私共、株式会社ワイ・ビー・シーはシステム開発会社です。
既存のITサービスの提供に留まらず、オーダーメイドで貴社に合ったシステムを開発することもできます。
既製サービスではしっくり来ないというお声にもお応えします。
お問い合わせ
記事を書いた人
株式会社ワイ・ビー・シー
営業部 開発チーム
石田